2017/10/24

オピオイド系鎮痛剤とアロマの感覚

本日は午前中に新規のアドバイザー受講生さまをお迎え。

 

 

ナードジャパンのカリキュラムは、一見難しそうに見えるそうですが
(化学式があるからかな?)多分アロマの基本を抑えてると思います。

 

受講の方々にはそれぞれのレベルに合わせた知識とともに
次なるステージに向かわれる方にはそのような道が見つかることも。

 

知識だけでなく、ご自身の在り方にも光が当たる場所だと最近気づきます・・・(;^_^A

 

 

さて。

 

痛みの苦痛は多くの方が経験済み。
頭痛や筋肉痛、腰痛など。
痛みを感じる疾患や痛み方は多種多様。

 

一過性の痛みならなんとか生きることもさほど不都合ではないですが
慢性の痛みとなるとそうもいかなくなります。

心が折れそうで体も徐々に固くなってきます・・。

 

長年の痛みの多くはご自身の生き方で植えられた痛み。
脳の痛みの記憶は過去の記憶も符号化しているのだと思います。

 

医師はその痛みから早く解放してあげたいという想いで処方される内服の数々。

今回処方されていたのはオピオイド系の鎮痛薬の一種でした。

 

オピオイド系鎮痛薬とは

オピオイドは大麻から採取される成分。
アルカロイドという成分の一種で
今回処方されていたのは神経のμ受容体のみを遮断して
痛みの神経回路をブロックするもの

 

オピオイド系鎮痛薬で主に有名なのがモルヒネです。

今回はこのオピオイド系鎮痛剤でも低用量のものを使用されていました。

 

ところが眠気やふらつきなどのほか、数日前は嘔吐まで・・・。

 

このお薬、痛みの感覚をマヒさせるのですが…

実は感覚機能の低下も起こすかも…と思い
様々な過去にお気に入りと言われた香りを試香していただきます。

嗅覚は正直ですね・・・。

 

この2種類のみが受け付ける香りでした。

 

これ以外は一切だめで、好きだったフランキンセンスも受け付けません。

 

私は長年の痛みは心の痛みと考えることもあり
この方には私の周りにいるプロフェッショナルにこのあたりも
緩和していけるようお願いしています。

ここ最近、自分らしさを取り戻しつつあり
痛みにもさほど目を向けることがなかったのに

ちょっとしたストレスがありそこからぶり返す痛み。

そして出された内服・・・。

 

感情の解放も実はこういう場合は必要なのですが
こうしたオピオイド系の鎮痛薬はこれを阻止しようとしてしまいます・・・。

 

 

1時間のカウンセリングの中で少しずつご自身の感覚を思い出してくださいました。

内服も
NSAIDのみに戻されるとのこと・・。

 

一見胃障害がおこりやすいといわれるNSAIDですが
オピオイド系鎮痛薬よりは、はるかに安全で人にやさしいです。

 

脳内の神経に働くお薬は慎重を極めるに越したことはなく
今回のお客様のように嗅覚が落ちてしまうことは
ご自身が本能で生きることを麻痺させてしまうと思います。

 

 

オピオイド系薬剤やカンナビノイド作用の内服をする前に使えるアロマたち。

 

カンナビノイドならβカリオフィレンの入ったものがお勧め。

 

イランイラン、タイムサツレオイデス、ペッパーなどはいかがでしょうか?

 

そしてこれらの香りがその方の好みになるようなブレンディングも大切♡

 

オピオイドを狙うならリナロールなどのモノアル系もいいかもしれません。

 

ラベンダーアングスティフォリア、ローズウッドなど。

 

 

痛みに対する内服のアプローチの時はいったん考えてみてくださいね。

それは急性の痛みでも同じです・・・。

 

 

 

 

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