2017/07/24

睡眠の質とアロマ

本日は薬局のアルバイトへ。
以前は午前のパートタイマーだった私も、今でも午後診療にも入れるように。
子供たちの成長とともに自分の時間が増えていきます(#^.^#)

薬局ではたくさんの西洋薬を扱う中、アロマの可能性をいつも探ります。
西洋薬のようにキレのいい反応もアロマでやれることも多いですが、やはりアロマの基本は
医療の傍らにいることかな~っと。

メディカルな使い方もできる精油たちも、時には頑固な社会的背景に心折れることも多い時代です。
今日のバイトでの新鮮な情報は「睡眠薬」の減薬を目指している医師のお話でした。

睡眠は「こころ」と「からだ」に影響します。健康の回復や維持には質の良い睡眠の確保が必要。
アロマの世界では睡眠の質の改善のために精油をお伝えするのですが、この医師の診察もまた、カウンセリングも含めた診療とのことです。

バイト先でもこのようなカウンセリング形式をもって何かしら患者さんにアプローチしたいと考えたそうですが、店頭にいらっしゃる患者さんの多くは、やはり薬をやめたいと思われていないことが多いようです。。。

たぶん本気で薬をやめたい方は病院かかられないのでしょうが、本当は医師との連携の中での減薬や休薬が理想。
ここを行うためには、医師、代替療法士、患者さん本人の三位一体の力が必要。

いつもそんな風に思っています。

長年の疾患でお困りのお客様の中には医師からアロマの処方内容を尋ねてもらえるパターンもあり、アロマの力が少しずつ認められてきているとは思うのですが、まだまだ先は長いでしょうね。

さて、睡眠についてですが不眠症と診断された、または自分が不眠であると思っていらっしゃる方はどんなライフスタイルでしょうか?何時にお布団に入って何時に起床でしょうか?

実は不眠の多くが「お布団に入る時間が早すぎ」ということご存知ですか?
以前介護施設で働いていらっしゃる生徒様が、みなさん8時とか9時に消灯となるんですが、そんな早い時間に眠れるわけがなく・・・とおっしゃっていましたが、まさに不眠症の一原因はここであるとドクターも説明していらっしゃるそうです。

入眠禁止帯・・・19時~22時。
この時間帯のあとにSleepGateが開き入床に最適な時刻となるそうで、また、睡眠薬を服用なさってる方はこのSleepGate時間に服用するのが望ましいと・・・。

特に睡眠時間は25歳で7時間、45歳で6.5時間、65歳では6時間。
年齢を重ねるごとに睡眠時間は短くなるのですが、そもそも22時に入眠したら朝4時に目が覚めるのは自然な体の流れ。これを早朝覚醒とされてしまっての睡眠薬の服用があるなら、昼間に眠くなるのも当たり前かと。。。

また、入眠困難も同じことで21時に入床したらそのあと数時間は眠れなくて当たり前、これを入眠困難として眠剤を服用する必要が本当にあるのかを考えることは、アロマセラピストも一つの指標としてもらってもいいのかもしれないと思いました。

眠剤として使われるお薬には

・GABA受容体作動薬
・メラトニン受容体作動薬
・オレキシン受容体作動薬

などがあります。

そしてGABA所様態作動薬にもベンゾジアゼピン骨格に作用する受容体と、ベンゾジアゼピン骨格を持たなくてもGABA所様態に作用するお薬など。西洋薬の作用も多岐にわたりお薬の効き方もそれぞれ違うわけです。

例えば、半減期(薬の血中成分が最大量の半分になる時間)が2時間のものから12時間のものまで。
副作用である筋肉弛緩作用が弱くあるものからないものまで。
本当にたくさんの種類の薬があり、これらがいろいろな場合に処方されているのですが。
あまりにも多すぎで最近は厚生労働省からも内服の数を減らす指導も入っているくらいです。

このような時代背景の中で、少しでも減薬や休薬を助けるためにアロマを使ってみる。
提案してみる。

そんなことが私たちアロマセラピストにはできることだと思ったりしています。

カモマイルローマン
マジョラム
プチグレン
マンダリン
オレンジスィート
ラヴィンツァラ
ラベンダーアングスティフォリア

不眠の予兆があったら朝運動して22時以降にお布団に入り、香りをふんだんに使ってみてはいかがでしょうか?

ちなみに、未来の薬剤師さん。研修に来て向精神薬が使われすぎていることに驚かれていたとか…。自分なら…そんな視点の薬剤師さんがどんどん増えていくことでしょうね^ ^本来の薬剤師の仕事。若い人たちに頑張って欲しいです^ ^

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