2022/05/10
アロマを学ぶ発信する〜精油の作用がどこにあるのか?を考える〜
今期も、川島ライフデザインセンター様にてのアロマ講座が開催となりました。
そのために資料を作成していて気づいたのですが。
薬機法がどんどん厳しくなり、効能効果はもちろん、それらしい表現はかなり難しくなっています。
だからブログでもあまり発信できない(笑)
精油は本来、局方品にも収載されていて医薬品の中に含まれるものもあります。
薄荷油、ユーカリ油、テレピン油、ケイヒ油、オレンジ油、チョウジ油、などです。
余談ですが、ハチミツも局方品です。
例えばオレンジ油については
「Citrus属諸植物の食用に供する種類の果皮を圧搾して得た精油である。」とあります。適応は香り付けのためとされています。
アロマでオレンジスィートを学ぶときは、リモネンの作用やオレンジスィートそのものの経験的ないろんなことを学びますので局方の扱いとは違いますが、精油は医薬品として認められるものもあります。
海外では精油を治療のように使うこともあるのは、国民皆保険ではないことが起因していると考えられます。
そういう意味では、日本国で自然療法はなかなか取り入れられにくいものだということも見えてきますね。
それでも、精油を使って元気になる方や医者いらずになる方もいて、やはりいいものであることを発信せずにはいられません。
では、精油は一体人の何に作用しているのか?
毎回アロマに向き合うときに無意識に考えている自分がいます。
一つは嗅覚からのルート。これはアロマを学ぶと必ず教えられますね。鼻腔から入る芳香分子(精油成分)が嗅神経を伝って電気信号となり大脳辺縁系の色々に作用すると学びます。
ここで一つ深く考えるのは、電気信号というキーワード。
神経の伝導には+と−の電気のやりとりが関わるので精油の使われ方もここで関与することも考えられます。
もう一つは経皮。キャリアオイルで浸透していく精油成分は血流に乗って体内を巡るというもの。アロマトリートメントが喜ばれる理由の一つに、単なるオイルでのマッサージではなく精油成分の作用もあるということですね。
体内に入るということは、血流に乗って・・・となるのですが。
血液もまた血管内外での液体のやりとりをしていて、ここでは主に浸透圧という仕組みにより血管内外のやりとりをしています。
そして、漢方医学的に考える「気」の概念から見ると。人間の身体の周りにも気は存在していることになり、ここもまた量子や電子の流れがあるところになります。
そう考えると、精油はこの部分にも関与することも考えることができますね。
なので、香りのスプレーを使うとスッキリしたり、ごちゃごちゃしていた思考が落ち着くことがあるわけです。
このような気の概念のお話は外部講座ではしませんが、マスターブレンダーの中でお伝えしたりホロソフィー®︎の施術の時にお伝えしたりします。
また、資料作りの中でペストが流行した時に植物由来のものを身につけていた人がペストに罹らなかったなどの資料も見つけ。
このコロナ禍、やはりアロマは使えるな・・・と再確認した次第です。(笑)
ちなみに、我が家は風邪のような症状があるときはアロマを使いますよ。お陰様で風邪で病院に受診したことは今のところあまりないです。
明日の外部講座では、原子模型を使ってこの部分にも少し触れられたらなあと思っています。
お越しの皆様お気をつけてお越しください。
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