2023/09/21
アロマブラッシュにて〜意外な使い方と経験値〜
本日はレスプリハーブアロマブラッシュ3回目。
循環器についてとその精油。
zoomでのオンラインのみで簡易的に行っていますが、相変わらず自分がやりたいのは個別対応であることを実感します。
知り合いに話したら「効率悪い」と笑われますが、それでも多くの方の要望に一気にお答えすることはできないようです・・・。
循環器の機能やアロマによって改善される意味や意義をお伝えしながら、生徒様のご質問にお答えしていきます。
最近はアロマの情報もネットに多く記載されており、また、経験値より使い方や使われ方は多岐にわたっている印象を受けるのですが、その作用の所以はどこにあるのか?と推測することはとても重要だと考えています。
医薬品のように有機化合物でありながら、なぜか作用がいっぺん通りでないことが精油の難しいところ。
例えば、安眠として使われるラベンダーはときに脳興奮を起こし不眠に導くことがあるのです。
その意味は、ラベンダーの香りが苦手なときや体がその香りを受け付けないときは安眠になりません。
個体差があることが本来の自然哲学なので、みんながラベンダーで安眠というわけにはいかないのですね。
それでも、ある程度の作用の発揮はあるのでラベンダー=安眠とされているようです。
私はネットの情報を全て鵜呑みにはできず、どちらかというと自分のお店に来てくださってアロマカウンセリングを受けた方のフィードバックを主にしてお話しします。
同時に、その成分があることでこんな可能性があることもお伝えするのですが。
その力は決して100%正しいわけではないことも知っておいていただきたいなぁと考えています。
ただ、精油の好みは体質や性質、もっといくと四大元素の質にも当てはまることが多く。
例えば風気質の人が好みやすい香りや、土気質の人が好みやすい香りなどがあります。ただ、これも限定されることがないのは、その人の持っているエネルギーレベルのようなものにも所以します。
人は骨や細胞などの陰分だけでできているのではなく、気などの陽気などで動かされていることを考えると。
その人の不調がある領域によって選んでいく香りの質も変わってくると考えています。
例えば、感染症に罹患している方には体もしっかり抗菌・抗ウイルスなどの精油を選んできます。
これは理にかなっていると思うのですが、体の不調が別の領域に起因しているとその作用による選択は結構変わってくることが多いです。
しかし、嗅覚の精度はかなり正確でして、いい香りを使うことは必須になります。
でも不思議なことに、体に聴くと、普通は使わない香りもいい香りになるようで・・・。人体の不思議ですね。
私の正解は目の前に来てくださるお客様とのやり取りで、決して机上の理論だけではありません。
だからこそ、テキストや教科書に載っていないことも起こりうることがわかるし、それだからこそアロマの世界は面白い!と思ってしまいます。
ちなみに・・・
女性の不調、月経痛やPMSなどにはゲラニオールの香りがヒットすると考えられます。ゆえ、その成分を含む精油が良いとされていることが経験値として多いでしょう。
しかし、月経の不調は多くがストレス。その考え方でいくと少し使い方も変わってきます。
ただし、正解はない世界ですのでご自身が良いと思われる香りでリラックスをしてください。
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