2024/06/29
自然と介入ホロソフィー®︎でやれること〜自然分娩の回顧録も兼ねて〜
住宅の改装もいよいよ終わりが見えてきました。
皆様にはご迷惑とご不便をお掛けしたこと心よりお詫び申し上げます。
最中に予定変更を快く受けてくださった方も本当にありがとうございました。
おかげさまで、快適なお風呂生活が送れそうで最後のクリーニングが楽しみです(笑)
そんな最中でも色々なお客様がきてくださいます。
そして今日は妊婦様。長く通ってくださっていたのですがご懐妊なされ、安定期に入られて久しぶりにお越しくださいました。
最後の施術がちょうど半年ほど前で、その頃か直後の妊娠だったようです。漢方薬も併用されていて(漢方専門の方をご紹介しました)、お身体は妊娠中期でも十分いい感じでした。
ただ一つ・・・分娩に不安があるとのことで医療介入も視野に入れておられると・・・
最近の医療の流れでは、何かしらにつけて医療介入ができるようなシステムが構築されていて、本来あるべき医療の姿から少し遠ざかっているのを感じるのですが。
それが本当に必要なのかを考えていく余地はあると思っています。
そして何より、施術をしていていつも感じるのが、人の持つ自然治癒力は果てしなくすごくてそこを発揮できないからこそ医療が必要だと思うわけです。
少し話がそれますが、その自然治癒力という言葉を履き違えている自然療法が最近多く、なんちゃっての自然療法により逆に人の自然治癒力を奪っているとも考えなければならないという案件も多くて、いかに人をシンプルに過ごせるよう導けるかは重要な役割だとも思っています。
「シンプル」という生き方はとても簡単そうに見えて、実はとても難しい時代です。
だからこそなるべくシンプルがいいのですが。資本主義社会において、そのシンプルなものの価値は随分と変化していることもあり30年前に薬剤師の国家資格をとった頃の医療界とは随分変化していることも実感しています。
さて、妊婦さんのことにお話を戻しましょう。
お体の状態がとてもいいから、自然分娩でも十分乗り切れることをお話しさせていただきました。でも昨今の情報により恐怖の方が打ち勝っている様子でした。
医療介入を医師が薦める理由の一番は妊婦さんの負担軽減であることを祈りたいのですが、それは実は医師都合であることも多く、例えば陣痛促進剤や帝王切開、そして無痛分娩の推奨の本意を受ける側自身が選択していく必要はあります。
特に陣痛なども体が整っていればそんなにひどくなく、お産の負担も軽減されることは多くのホロソファーが経験しています。
そして何より、医療介入はお腹にいる赤ちゃんに大きな負担をかけます。
もちろん、お体の整っていないお母さんから生まれる時にも負担がかかる赤ちゃんは多く(自身の出産がそうでした・笑)だからこその医療介入が行われているとは思うのですが。
体が整ってさえいればそんなに医療に頼らなくても自然分娩で十分いけると思うわけです。
自然分娩のメリットはたくさんあって、例えば赤ちゃんが産まれてくる時に感じる頭の感覚や(陣痛がひどくても感じれました)、お腹からツルッと出てくる感じ、何より二人で頑張ってきたという感覚、そして生まれた瞬間に出てくるオキシトシンに支配される身体中に湧き出る幸せ感は何にも代え難いものだと思っています。
出産の時のことは普段は忘れてしまっているけれど。こうして妊婦さんのお客さまを通して自身の経験をお話しするにあたり、色々なことを思い出すのですが、これら全てが「感覚」として残っているわけです。
感覚ってものすごく大事で、言葉にすることや分析されることに使う大脳新皮質ではなく発生学的に一番古くから存在している大脳辺縁系で落とし込んでくるため潜在的に残っていくわけです。
(新皮質系のものは忘れることが多いので勉強などの記憶などは繰り返して覚えるのですね)
潜在的に残る記憶は子供が大きくなっても体が覚えていて、何か子供とトラブルになっても強くいられるわけです。
ただ・・・
最近は医療介入で生まれてくるお子さんも少なくなく、そこでお母さんたちが気持ちに辛い思いをしていることも真実。もちろんその場合もそこには必然的に必要な出来事として受け入れていく何かがあるわけで、それはそれでとても大切な経験ではあります。
でも、介入が必要のない体ならあえて医療介入を選ぶのではなく自然でいかれるといいなぁと思うわけです。
赤ちゃんにとっても人生最初の大きなイベントである「出産」は誰のためにあるのか・・・
どうぞ素敵なマタニティライフをお過ごしください。
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