2025/12/18
アロマテラピーの未来予想図〜ボドゥーセミナーを終えて〜
先週の土日は恒例のナードジャパンのセミナーに参加。
昨年は欠席でしたので2年ぶりの参加です。
毎回色々と思うことはあるのですが、今回参加して感じたことと共にアロマの未来について考えてみることに・・・・
東京の大きな会場。500〜600名ほどの参加と聞いています。
1日目「女性ホルモンバランスとアロマケア〜精油で整える心と体」
2日目「ドミニック・ボドウーの愛する12の精油たち」
今回参加の皆様の中には医師や薬剤師の方も増えていて、この世界が医療業界に認められつつあることも実感した2日間でした。
おばさんになってしまった私はつい過去を振り返ってしまいますが(笑)10年前まではこの世界はなかなか薬剤師の間でも理解されておらず、この仕事をメインにすることに対する多くの人の心配もありました。
それでも種まきを・・・と多くのアロマテラピーを志す人たちが色々な形で発信してきた今。
時代とは本当に流れに沿ってできていて、この時代にはしっかり芽が出てきている感じです。
元々ボドゥー先生も薬剤師であり、薬局の中での様々な経験をもとにお話しされていたり、世界の様々な情報をもとに私たちにお伝えくださっていたのですが。
先生の観点は、がっつり西洋医学というよりも自然療法に近い感覚でお伝えくださいます。
かつて、この世界に薬理を求めていた私にはかなり不満で不完全燃焼だったセミナーですが、最近は精油たるものそこだけではないことを実感していて、先生の思考も理解できるように。
でも反面、もっと論文や研究成果などについても知りたいと思って毎回参加しています。
さて、今回のセミナーでは過去に禁忌とされていたことがそうではないことがわかったことや、精油の分子単体の作用ではなく、相互的な作用がその精油の特性を見出していることなどが自分にとっては収穫となりました。
他には、精油の世界的市場についてです。
調べてみると2030年までにおおよそ8.1%の上昇率。これが大きいか否かは別にしてCOVIT-19以降、予防医学的に。精油の抗菌・抗ウイルス・免疫・抗酸化などの特性が注目され、またメンタルヘルス的な分野でも大きく利用されてきた背景があるようですね。
特にアジア太平洋地域の精油の生産なども大きく成長すると言われています。
日本国内では雑貨扱いである精油ですが、もうみなさんご存知の通りヨーロッパではヘルスケアとして用いられ、フランスなどでは薬局扱いになっている精油は今後国内でも利用する方が増えていく傍、安全性などに留意していく重要性は必須となるでしょう。
そして医療への国民の希望も大きく変化してくると思われますね。重症な方や本当に必要な医療に関してはその分野はもっと発展していくと思うのですが、慢性疾患的な不調に関しては多くの方が見直しを始めてくるように思います。
このような今後の背景を思うと、やはりアロマテラピーへの学びに対する意識は持っていただきたいし、精油を使うなら最低限の知識を持って使うべきだと実感しています。(事故が起きると使える方の範囲は確実に狭くなると思います)
ご家庭にあると使える精油が使えなくなる未来は避けたいですね。そのためにもアロマテラピーのこともっとお伝えしていこうと思いました。
そして今後、この市場が増えていく中でもっとアロマでお仕事ができる人が増えて行けるよう。
レスプリハーブとしても生徒様には活動できるようお伝えしていきます。
昨今、アロマとビジネス!みたいな講座も増えていますね(笑)私はあまりビジネスに特化させることは得意ではないのでそこはそういう人にお任せしますが。
もっと本質的に使っていけること、使えることをお伝えしていきましょう。
そして愛すべき精油たちの世界がたくさんの方の人生に寄り添っていけるよう・・・。
明るい未来のアロマの世界。みなさんもぜひ足を踏み入れてみてください🎵
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