2018/05/13
自然の中にある陰陽を知る
今日は母の日ですね。
我が家は普通の朝ですが。
新しい命の誕生のお知らせもあり素敵な週末の始まりでした。
ですが・・・看取りの話や終末医療の話もある週末です。
実は私にとって「生と死」はあまり変わらないのかもしれない・・・と思う今日この頃です。
こう書くと「死」を軽んじているように思われるかもしれませんが。
なんとなく「死」=終わりではなく、新たな始まりのような感じもするので決して軽んじているわけでもないです。
自然界の陰陽
朝が来たら夜が来る
日向があれば日陰もある
暑い日もあれば寒い日もある
同じH₂Oでも熱があるのとないのとでは水なのかお湯なのかに変わるように
一つの同じ物質の中にも必ず陰陽があります。
生まれるのも自然なら終わるのも自然。
看取りの観点はこうした考えからできているようです。
そして私たちの体も陰分である「血や水」と陽気である「気」からできています。
陰分はいわゆる物質。
陽気は動かす力。
体は物質でできているけど、動かす力は気がやります。
だから人間も自然界の一部で陰陽があるので、生と死はどちらもあります。
「陰陽互根」:陰があれば陽があり、陽があれば陰がある。互いが存在することで己が成り立つ
「陰陽消長」:陰陽の量的変化のことで、リズムの変化。陰が実すれば陽虚となり、陽実となれば陰虚となる
「陰陽転化」:陰極まれば転化し陽となり、陽極まれば転化し陰となる
生まれてから終わるまで
赤ちゃんはお母さんのお腹に宿って「陽」を作り出します。
腎精ともいわれ(先天の精)これが「命の灯」となります。
生まれて世の中にでて必要となる「後天の精微」には食物、空気などの他に環境や人間関係があります。
成長期に入り反抗期が始まり、生殖能力を持ち親となり、女性なら自分のお腹に再び新しい命の灯を灯します。
命の灯のリレーが始まり、そのころから命の灯は少しずつ小さくなる準備をします。
少しずつ自分の体の中のものを使い、生きる力を使い様々な人生の送る中で人とのかかわりや動物や植物とのかかわりを楽しみ
後世に伝え、新しいものを受け入れます。
人生の中でも陰陽の中で、揉まれ楽しみ感動したり時には現実社会でつらい思いをしたり。
そうやって人生の終わりに「平」という状態になっていきます。
老人になると頑固だった人が穏やかになったり、終末期で医療を受けていない人が穏やかになくなるのも「平」になるからです。
そして命の灯はやがて消えていきます。
それが自然界の陰陽・人生の陰陽です。
香りで感じる陰陽
アロマを使いだすと、ほとんどの方が嗅覚が研ぎ澄まされてきます。
嗅細胞の活性化、嗅神経の活性化に起因すると思われますが、それと同時に人が一番大切にしている「判断力」も養われます。
「直感」というと分かりやすいですが、嗅覚は本当に嘘をつけなくて、香りの好みはすべてその人の本能です。
それでも時に香りがうまく香らないこともあります。
そうした時はほとんどが陰が極まっているときになります。
それでも、陰陽が当たり前だとすると必ず陽に転じる日が来るわけで、さほど慌てなくても大丈夫だということになります。
生きる中で臭いの変なものは食べると危険です。
だから臭覚の範囲は広い方がいいのです。
そうなると嗅覚を発達させるためにも「自然の香り」を嗅ぎ分けることはとても重要で生きるために力添えになっていきます。
例えば同じラベンダーの香りでも、いいと感じるときと苦手と感じるときがあります。
それはすべて体と心の状態を表しています。
いいと思っていた香りが苦手なときは、何か不調が隠れているのかもしれませんね・・・。
嗅覚を信じる
嗅覚を信じるということは自分の本能を信じることになります。
それはいいことも悪いこともです。
例えば一見悪いことのような出来ごとも、裏には陽の素質が必ずあります。
アロマカウンセリング的には「GIFT」と呼びます。
GIFTと言われてもしんどい!!というときに香りを嗅ぐことがいいのですね。
それもその時にいいと感じる香りを嗅ぎます。
でも。。。何十本もある精油の中から何を選べばいいのか、わからないですよね。
そんな時にアロマカウンセリングをお使いください。
それでもアロマカウンセリングはあくまでも「ツール」。
全てはご自身の嗅覚が本当の答えになります。
それが「自信」につながります・・♡
生きる中で必ず存在する陰陽。
このバランスが崩れた時に使ってみてほしい「アロマの香り」
そしてそれを扱えるアロママスターブレンダー。
香りの世界の陰陽を知って豊かな人生をお送りください♬
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