2024/01/18
アロマテラピーの本髄〜香りを添えて応援する〜
今日もアロマブレンドをたくさん提案させていただきました。
1)治療に向けて
施術後に体の反応から選ぶブレンド
医療を受ける決意をされる時。多くの方はいろいろな覚悟をされていると思います。
中には安易に医師の指示のまま受けられる方もお見えでしょう。それはそれでその方の選択です。
同時に、いろいろなことを調べて最終的に医療を受ける決意をされる方も少なくないはずです。
一般的に自然療法の世界では過度の医療はネガティブに捉えられがちですが。必要な医療介入もあることに間違いはありません。
そして、最終的に決められたその方の選択は決して間違っていなくて、どちらを選んでも最後たどり着く場所は同じだと思う最近です。
治療を受けて、その後の不安やメンテナンスをするのが私たちの仕事でもあり、そこをなんとか持ち堪えられるように頑張ったり知識を得ていくのも私の仕事だと思っています。
医療介入の良し悪しを判断するのはご本人で、それをサポートしていく過程においてやれることをやるだけになります。
特に大きな治療を受けられるのであれば、是非香りを添えて過ごしていただきたい。
今回体が反応した香りは
- ジャスミン
- ユーカリラディアタ
- フランキンセンス
- マートルシネオール
- オレンジスィート
私はブレンドの中に柑橘系を入れる必要性をいつも思っています。理由は不調の多くが「気滞」がつきものであるため。
単純な組成であるオレンジスィートは複雑な不調にはもってこいの香りになります。
2)マスターブレンダーにて
ブレンドのコツを学ぶコース。
今回はたくさんの精油をご紹介しながら最後にはブレンドを作っていただきます。
マジョラム、ベルガモットなどの香りをブレンドされていかれますが、その香りは本当によくまとまっていました。
好きな香りで作ればいい、というだけでなく、作用やその精油の特性を知っていることでブレンドの腕は上がっていきます。
10種ほどの精油でも十分なブレンドができる。という見方もできますが、私はやはり40種ほどの精油を使いこなしていくことが好きです。
3)大切なご家族に
向精神薬があまり良くないことは多くの方が知っていることです。
ただ、それを使わなくてはならない時もあるでしょう。
私は使いたくないので向精神薬には否定的ですが、ある時医療に頼ったら処方され服用していたら調子のいい時もあったなら、それを手放すことの方が危機感を感じることでしょう。
そんな方に、いきなりの断薬や減薬は命取りになることも・・・・
特に冬場は無理強いは禁物で、こうした神経的な不調は暖かくなってから動かす方が無難になります。
- カモマイルローマン
- イランイラン
- サンダルウッド
- プチグレン
- マンダリン
向精神薬を使いながら、香りの心地よさを知っていただくことがまずは大切。
アントラニル酸ジメチルによる抗不安や、アンゲリカ酸イソブチル・イソアミルなどによるGABA受容体への作用。
イランイランの不整脈調整やサンタロールによる心臓の強壮(心臓の働きを正常化します)そして脳内の鎮静など。
様々な方向性からその方の不調からの脱却を手助けしてくれます。
大切な方のために・・・その想いもまた減薬・断薬の大きな支えになっていきます。
治療の選択はご本人に委ねられますが、お日様のような笑顔でご家族と過ごしたいなら。是非とも選択しにきていただきたいと思うブレンド提案でした。
香りと共に応援していきましょう。
4)アロマテラピーの本髄
アロマテラピーの本髄は治療ではなく「支え」であり「応援」。
医療の邪魔になってはならず、その前段階で、もしくは後に助けが必要な方に届けていくのが主流です。
だから目立つこともできないし、大きな声で「できます」とも言えません。
でも、使っていると自然に笑顔が増えるし安心感も生まれますし、何より大きな信頼感に包まれていきます。
不安な時や気になるときは是非、ご利用ください。
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アップいたしました。
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