2017/12/30
優しさのアロマ
明日で2017年も終わりです。
仕事納めの方も多く、いよいよリラックスモードに入られる方もいれば
帰省などのために渋滞の中を運転される方
旅行に出る方、出ている方。
どんな方も大みそかはゆっくりお過ごししていただきたいな。
そんな想いで、ご自愛のためのアロマについてです♡
人の細胞は元素からできている
この世のものはすべて、元素記号であらわされる原子からなっています。
例えば人の体はおおよそですが
- 酸素(O)45㎏
- 炭素(C)12㎏
- 水素(H)7kg
- 窒素(N)2㎏
- カルシウム(Ca)1㎏
- リン(P)0.7㎏
他に微量元素として、硫黄、カリウム、ナトリウム、塩素、マグネシウム
鉄、フッ素、ケイ素、亜鉛など・・・。
そして精油は主に炭素、水素、酸素からなりたっています。
これらの元素には必ず原子核があり、その周囲を電子がまわっています。
物体として存在するために元素が集まって分子を作っているのですが
そのもとには電子が必ず存在しています。
つまり、私たちの体も精油も。
いつも原子核の周囲を電子が渦を巻いている状態であることがわかります。
精油が体や心に優しいわけ
合成の精油ではその価値はわからないですが。
天然の植物から採取された精油、芳香分子たちは植物本来の力を持ちます。
植物の一次代謝といわれる光合成。
二酸化炭素と水とお日様の光で作られるグルコースが基となり
植物は二次代謝産物の一つとして精油を作り出します。
その回路は実に様々な経路を経てきますが、多くの精油成分は初期にある経路
シキミ酸経路からできているとされています。
これらの二次代謝産物ができるのは、その土地やその場所で植物が生きていくために
必要なものを作り出しているわけですから、その土地に合った成分が作られてきています。
そして、植物は往々に人を助けてきたとされていて。
よく、お庭に植物が生えているお家では、そのお家に必要なものを
植物が作りだしているという説もあるくらいです。
つまり、いま世の中に出ている精油は今の人間に必要なものであるという考え方も生まれてきますね。
いざというときに強いアロマ
植物はモノを多く語りませんが、いざというときは本当に役に立ちます。
例えば自然の中で土砂崩れを防ぐために山に映えている木は。
何事もなければ存在感があまりありませんが、土砂崩れになりそうなときは身を挺してそれを阻止してくれます。
(木の伐採が進んだために土石流が多くなっているという説)
同じようにアロマで使う精油も、人が本当に困ったときに大きな力を発揮してくれます。
そして元気な時は、さほどその力がわかりにくかったりすることが多いのです。
そういう意味で、アロマは優しさでできているのではないかな?といつも思ったりします。
香りで深呼吸
人はストレスがたまったり、恐怖に身を置いていたり
不安感でいっぱいだったり、悩んだりしているときは呼吸が浅くなっています。
背筋が曲がり、胸が圧迫されているからです。
よく、肩甲骨を回すだけでなんとなく気分がよくなることってありませんか?
あれは胸を開くので呼吸ができるからという理由も一つにあります。
同じように深呼吸をするときに香りを使うと胸からおなかの奥まで気が入ってきます。
その時に使う香りはご自身の好きな香りでいいというところもアロマの優しさ。
ご家族や好きな人とお過ごしになる年末年始のリラックスに
お好きな香りをそばにおいてお過ごしくださいね。
そうすることで記憶に香りが寄り添って、楽しい思い出としていつまでも残りますよ♡
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