2023/11/20

アロマのレシピで点をつなぐ〜ナードアロマセミナーより〜

この3日間は自分事と研修へ。

4年ぶりのボドウーセミナーに参加。

の前に、娘と会ってフラーレンワークショップへ。

『C60』の同位体フラーレン構造を水晶で作るワークショップでは、老眼を駆使してなんとか完成(笑)

 

5面体と6面体からならこの構造は、超伝導性、気体吸蔵、潤滑性、電気特性、触媒性など様々な特性が注目されて来ている構造。

ついてきた娘の方がハマりまして(笑)それはそれで安堵。

翌日からは2日間にわたるセミナーです。

ボドゥー先生による流暢なフランス語も通訳の方のおかげで理解ができます。

今回は1日目「精油の力でスローエイジング」2日目「アロマテラピーで快適な睡眠」ということで、先生が経験的に出してきた処方や、研究の中で見えてきていること、文献などもあるというお話や、海馬におけるドーパミンやセロトニンについて、またその受容体などについても触れられる内容から、実はアロマがなぜエビデンスがとれてこないのか?というお話から、最後はやはり見えない部分に作用することなどについてもお話しいただきます。

ただ、その見えないところというのも、宗教家でもシャーマンでも魔術師でもないという表現をされる中には、植物由来のものであることの奥深さが存在していることも見えてきます。

同時に・・・

最近施術の後に精油を身体が選んでいく中で、実はそれが感情領域やトラウマ領域にヒットするためだったのかもしれないという案件のお話もあり、心躍りながら拝聴していた次第です。

 

施術で手にした感覚の中に「感情」「トラウマ」のようなものがあることは感じていたけれど、それを手の中に収めることが自分にはなかなか苦難だと感じていたけれど。

その領域は、押し付けもなく淡々と精油たちがやってきていたことの後押しがわかるようなセミナーで。

今後の自分の活動の中にもっと違う形でのアロマテラピーを発信していく一歩となったセミナーとなりました。

 

アロマテラピーの基本は「心地よい香り」であること。この辺りは脳科学的なことを学ぶと腑に落ちることですが。

その基本の姿勢の中には「押し付けないこと」「ただ香ること」だったりします。

人間はどうしても「エゴ」が出てしまう。「良くなってほしい」「元気になってほしい」という気持ちも、度が過ぎていくとお節介になることは身体を触るとすごく感じること。

特に感情の領域やトラウマなどは他人に触れられたくないことが多く、そこをやはり植物の力にお願いすることで私の苦手な「ノージャッジ」ということができるような気がしました。

人はフラットに生きることでその人の本来が持ち上がってくる。

そのお手伝いは施術で身体の構造的なことを触れていきながら、精油にも力を借りて行けたらいいなぁと思いました。

 

人は「身体の構造」「精神・心」「魂」でできている・・・・

漢方医学でも、施術の学びでも、そしてこのアロマテラピーでも納得してきた部分。

三位一体のバランスの中で、右往左往しながらでもバランスとって生きていきましょうね。

 

そして・・・

セミナー中によく出てきた「ミルラ」や「フランキンセンス」。

相変わらず漏れていることを一緒に受講した方にお話したのですが。

ちょっと真剣に自分に使ってみるべきかな。。。となりまして(笑)

早速レシピをもとに睡眠前の香りとして作ってみました。

ミルラのメッセージは色々ありますが。「優しいフワッとした感じの保護」という精油成分の特性上もあるのでしょう・・・

体感したのは翌朝の肌のハリがあること(笑)ミルラの何かに身体が反応しているのは確かです。

 

このセミナーの復習会は12月25日月曜日、午前中に開催いたします。(他にご希望あればおっしゃってください)

対面の方にはクリスマスの香りに近いバームをお作りいただこうかと考えております。

詳細は後日。お楽しみに。

 

 

 

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