29日本日。

アロマレッスンと最後は施術のお客様をお見送りして終了です。

今年は家族の介護や家族の新たな旅立ちの中の活動でした。

少しブログを読み返していると、今年の発信は少なく・・・。ちょっと反省です。

そんな日々の中で、施術にアロマにたくさんの方に来ていただける1年でした。

同時に、アロマの発信も見直した1年で、来年は施術とアロマ両輪を回す1年にしていきます。

特にアロマテラピーに関しては、私の中のアロマテラピーの軸ができつつありその部分を練っていくことと、できればアロマカウンセリングを増やしたいなぁと思う今日この頃・・・。

そのためにはもっと精油の魅力や面白みを発信していきたいですね。

2023年最後のブログはアロマの不思議と施術の力のシェアをしていきましょう。

 

嗅覚と錯覚

 

本日のレッスンの中で、香りと記憶のお話になったのですが。

人間の脳と嗅覚は密接に関わっているので意外と好きな香りと思っていても実はそうじゃないこともあるというようなお話もしました。

今日のレッスンでは抗炎症の精油たちのラインナップ。

①ユーカリレモン
②レモングラス
③リトセア
④バジル
⑤ウインターグリーン

①〜③は主成分テルペン系アルデヒド類の精油で主に抗炎症をメインとしますが。

実は使い方に違いがあることを知るのも重要なコツ。

例えばユーカリレモンは筋骨格系の不調に使うことが多かったり、レモングラスは同じテルペン系アルデヒド類なのに実は球菌や真菌系に用いたりすることをお伝えします。

そしてリトセアはやはり心や精神的なストレスなどに用いることが多く、それらの作用の違いには科目や採取部位などの様子も見ていく必要性をお伝えしていきます。

そして面白いのが、今日の生徒様にとって①と②はレモンの香りがするとのこと。
実はリモネンを少量含むことでそのように感じる方も多いのですが、多分多くの方が「レモン」という言葉にレモンの香りをインプットしているような気がします。

また、レモンフレーバーにレモングラスの香りに含まれるシトラールを入れることがあるので、こうしたことも一要因であるとも考えられますね。

それでも、レモン精油とは成分が大きく異なるために嗅覚の不思議さは否めません。

そして面白かったのが。クラフトに使った精油たち。

・ウインターグリーン
・リトセア
・マジョラム
・ラベンダーアングスティフォリア

この4種をブレンドされたのですが、つけてみるとスッ〜としないのが不思議だ・・・とおっしゃるわけです。

一般的にウインターグリーンの香り「サリチル酸メチル」は湿布薬に含まれる成分で多くの方は湿布を貼ってスーッとする感覚を受けるわけですが。

実は湿布を貼ってスーッとするのは、メントールによるものでありまして。サリチル酸メチルではあまりスーッとした感じはないわけなのですね。

でも、多くがこの2成分が一緒になって湿布に入っているのでサリチル酸メチルの香りでスーッとすると考えてしまうわけです。

嗅覚の不思議ですね。意外と錯覚してしまうこともあるので、やはり成分分析などの成分を知っていくことは大切かと思います。

 

身体が楽だと心も元気になれる！

さて、次は施術のお客さま。

3ヶ月ほど間が空いたのですが、この間にいろいろな別の療法などもされていました。

かつては西洋薬（ホルモン剤）を服用されていて、施術もなかなか大変だったのですが。別の療法を重ねられていることでお薬もやめられていました。

もちろん身体の状態もよく、いわゆる細胞の呼吸のようなものもしっかり残っていたことで身体の循環が落ちていないことを確認することができました。

こうしたお客さまから、内服の使用は身体にはかなり負担であるなぁと実感すると同時に、体が整っておられるのでお顔も晴れやかで健やかな印象であることがわかります。

お薬の長期服用、特にホルモン剤やステロイド剤は脳内の神経系にも作用してくるので交感神経が活性化し過ぎてしまいます。
（薬の代謝のために体が働き過ぎています）

私もですが、交感神経活性は慣れてくるとそれが当たり前になっていて、特にストレスなんて感じていないように思ってしまうのですが。身体に不調が出たときはそれがサイン。

不調って、多くの人は「病気」と思うのですが。例えば女性で言う月経不順・月経痛・子宮内膜症やチョコレート嚢胞などは完全なストレスですよのサインなんですね。

生理痛に関しては本来はあるべきものではないので、痛みがあることはよくないのですが、昨今のCMなどでも「痛くなる前に」なんていうことを言ったりして、月経痛は当たり前のような風潮も気になります。

そんな方も施術を通して漢方薬局にご紹介させていただいたり、運動療法などで女性特有の不調が改善されたりします。

また、この辺りはアロマも得意ですよ！結構いいお声いただいております。

こんなふうに体を通していろいろなことを考えるのですが。

この1年間、施術をしてきて続けてくださる方々が最初にお越しになった時よりもはるかに心も体もお元気になっていることを見ると、施術というツールを手放す気持ちになれないのですね。

私自身も施術を受けることが当たり前なのですが、その後はいつもパフォーマンスが上がっていて結構いろいろなことをこなすことができていることで実感しています。

ぜひともお越しいただけたら・・・と思います。

 

来年に向けて

 

2024年はもっとたくさんの方の「楽しい！」「幸せ！」「豊か！」に関わって行けたらいいなぁと。

実はこの12月、冬至以降いろいろなことが我が家では起きました。

私の思考は陰陽論がベースにあって、悪いことの裏にはいいことがあると知っています。

自然界の摂理なのでこれは私の中では当たり前のことなんですが、感情はそれで片付かないことも多々ありますね。
そんな時に香りを使ったり、施術を受けたりしてきましたが今回もまた、香りたちに助けてもらいました。

そして運動！体を動かすことで鬱滞していた気が発散されるので呼吸と一緒に身体を動かすことも怠りませんでした。

それがよかったのか、かなり大きな出来事も数日で自分の中で解決することができまして生きる力は落ちないのです。

この経験を活かして、きてくださる方の人生が内服などしなくても、医療介入がなくてもいいようにお手伝いができたらいいと思うわけです。

生きる中での不調や辛さは、しゃがみ込んで飛び立つ前の準備期間。

その準備期間にぜひレスプリハーブをご利用ください。

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1月のスケジュールアップしました