2024/07/24
アロマテラピーの感情面への作用を考える〜アロマカウンセリングにて〜
施術にお越しのご予定の方でも、事前のお話の中で感情面での要素が大きいときはアロマカウンセリングに切り替えていきます。
身体の不調の多くや感情面の助けに身体の構造的な問題へのアプローチが重要なことは一番なのですが、内傷七情(ないしょうしちじょう)と言って感情によって気血のバランスが崩れ、ひいては身体の捩れが出てくることもあります。
ではなぜアロマの精油がこうした感情面に良いのでしょうか?
それには身体にある細胞のさらに小さな分子や原子、そして素粒子などへの影響も考えていく必要があります。
一般的な「量子力学」と言われているものに近いのですが、単純に植物由来であるからこそ人に何かしらの力を与えてくれるという、大きな見方だけでもいいかもしれません。
ただ、あまりぼんやりした根拠では間違ったアロマの使い方や、ちょっと浮いた感じで人に何かしらを施していこうとされることも増えてくるのでね。
ここは植物の学びや、精油独特の化学的な側面を通して知っておく必要はあると思います。
また、現代物理学や一般性相対理論など、学びたい分野には底がなくまだまだ先は長いですね。
大まかに説明すると、原子や陽子中性子、そしてそれらに関与している電子のことを物理現象として説明する力学という感じでしょうか。そこにはもっとミクロなシュレーンディンガー方程式を基礎にした波動力学などの学びも必要になってくることでしょう。
とはいえ、こうした波動を視野に入れた学びには精油のような目に見えない有機化合物の作用はとても大きく感情や人の色々に寄与していることは必須だと思っています。
人の血管はストレスが多くなると血管に捩れやループが目立ってきます。
ショックなことがあると血虚になり血管が薄くしか見えないことも。
こうした時に香りがあると血流が改善され、香りを取り入れていく間に血管新生が促進されたり血流の改善によりループが綺麗になることも往々にしてあるとみて取れます。
私が香りをすすめていく理由の大きな一つがこの「内傷七情」の改善に関与していくから。
最近は構造的にあまり問題なくても、何かしら不調が出ている方も少なからずあり(施術を続けて構造的にあまり問題がなくなっていく方も増えています)、こうした時に使うアロマブレンドの力はハンパないと感じています。
ある日のアロマカウンセリング。カウンセリングは施術で身体に効くのとは違ってお客様の嗅覚やお話の中での色々を受け取って選択肢を増やしていきます。だからお客様との信頼関係は必須。
今回はご自身の選択が間違っていないことは、ネロリの香りが教えてくれます。
感情の葛藤は身体の中の炎症を引き起こし、様々な不調をきたしやすくなります。だから抗炎症のある香りを受け入れていかれます。
こんなふうに精油をみていく必要性もあって、最近やっている「チャクラとアロマ」の学びはとても役に立っています。
私の原点の香りの「ラベンダーアングスティフォリア」。
第7チャクラに相当するらしく、私にとっての原点の香り。原点を振り返ればアロマの発信をおざなりにするわけにはいかなくなって、更なる学びに入りそうです。
ある書籍によると、ラベンダー精油とリナロール単体でのモルモット回腸の平滑筋の弛緩作用において。リナロール単体よりもラベンダー精油の方が大きく変化したとあり、ラベンダー精油(主成分リナロール/酢酸リナリル)にはホリスティックなリラックス理論が適応されるとありました。
占星術においては水星に分類され、陰陽理論においては「陽」に分類されるとも・・・。
そんな世界のお話と共に、イギリスの薬局方にはラベンダーのチンキやラベンダーの蒸留酒なども記載されているとあります。(アロマセラピーサイエンスより)
リラックスのほか、様々な作用があると色々な書籍に書かれているラベンダー精油一つにおいても色々な方面から見ていくことができるという奥の深い世界。
大切にしたい世界です。
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