2025/02/19
メディカルなアロマの使い方あれこれ〜わたし流のアロマ〜
最近はナードジャパンアロマインストラクターの復習会に参加する機会が多く
再度学ぶごとにこの世界をもっと知ってほしいと再燃しています(笑)
マスクに希釈したものを少しつけるだけで苦手な電車移動が快適になりそうな香りたち・・・
まだまだ感染症は流行っているようで油断は禁物です。
同時にこれらの精油の中には免疫刺激などの特性をもつものも多く、花粉症の対策などにも使えそう。
そして禁忌などにも留意してお伝えしていく重要性も再確認です。
施術後によく体の反応を見て精油をセレクトしたりをしていますがこれは施術で体の構造面を整えた上でのセレクト。
施術は受けないけど・・・という方にはこのメディカルなアロマブレンドはかなり良いです。
神経性の消化器の不調、帯状疱疹後の神経疼痛、肩周りの不快感や痛み、睡眠の質の向上など。
そしてこのアプローチにはある程度濃度が必要になるために、絶対的な知識は重要になります。精油の知識だけではなく、体の仕組みのことやなぜ精油がヒットするのかなどの生理学的なこと、そして内服のことについても知って置く必要はあって、内服との相互作用は少なからずあるので何かあったときにお客様に説明ができるだけのボリュームは大切です。
低濃度ではさほど影響もなく、そこまで知る必要がないという方も多いのでそれはそれでいいのですが。(それでも禁忌など知ることは重要)高濃度で使用するならそれなりに覚悟も必要になってくるでしょう(笑)
先日お越しのかたは神経性の不調の方。
lメントールの消化器系のアプローチを狙ってペパーミントをブレンドしていくのですが。ペパーミントに入っているlメントンには神経毒性があることはもちろん、血管収縮の特性上高血圧に留意するほか、ハッカのもつ性質上長期使用により体の気が散じてしまうことなどを考えると、使用上の注意は必然的に見えてきます。
帯状疱疹後の神経性疼痛の方。
神経強壮(と言っても神経を興奮させるのではない)の特性を狙ってラヴィンツァラをブレンド。この精油には免疫刺激などもあるために免疫低下によって発症したであろう帯状疱疹にはもってこいなのですが、ここにどんな精油で痛みにアプローチするか?を考えるとき、ウインターグリーンは選択肢に上がらないわけなのですが、その理由はなぜか?も考えます。
睡眠についての方。
眠剤はでは・・とのことですが、そもそも睡眠障害になっているその原因がどこにあるかを考えなければいけなくて。
その理由の多くは交感神経活性だとすると、副交感神経優位にさせる精油のセレクトはもちろん、お仕事のことや環境を見ていくことで次のブレンドの一手が決められます。
このように色々なことを試行錯誤していく中で出来上がるアロマブレンドは、唯一無二のその方だけのブレンドになります。
それをお持ち帰りになっていただき、ご自宅で使用してもらいますが。
実は結構なヒットがあるようで数年したら再度お越しになる方も少なくありません。
メディカルなアロマの使い方はこのくらいやって初めて出来上がると思うのがわたし流。
安易なブレンドで良くなるのは多分表面的なことになっていくのでしょう。そしてそれを求めてそれをしている方もまたそれぞれの良さをご存知なのだと思いますが。
少なくとも、わたしは自分なりの本物を伝え続けていきたいです。
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