2023/11/05
嗅覚と体感・季節に好まれる香りたち〜シナモン精油をみてみる〜
本日は市制60周年の記念式典にお呼ばれしたので・・・
興味もあって行って参りました。
審査会の委員を長年していて、その表彰もあるとのことだったのですが。
以前は20名くらいの表彰で、一人一人に手渡された賞状は今回は100名近い方々の様々な表彰と兼ねられていて見物人の一人として参加。
でしたが、式典ということもあり。太鼓やマーチングバンドの演奏などもあり賑やかで、行ってよかったなぁという感じです。
審査会のメンバーとして始めた頃は息子はまだいなかった頃だと思います。長年やってきて何度も「やめたい」と思いつつここまできた以上は、やれなくなるまで続けてみようと毎回思う表彰です(笑)
さて
まだまだ暖かい日が続きますがもう11月。
ハロウィンも終わり気持ちはクリスマスに向かいます。
先日、出張のレッスンでオレンジポマンダーを作りました。ポマンダーの香りといえばシナモンとオレンジですね。
普段は好きになれない方も多い香りですが、冬が近づくとこの香りをとても心地よく感じる方が多いのも嗅覚の特徴。
シナモンには色々な種類があり、Cinnamomum cassiaがよく聞く香りですが。
他にCinnamomum zeylanicum (verum)がありますね。
シナモンカッシアは葉と小枝からの採取になり、シナモンバーク葉っぱと(シナモンリーフとも呼ばれます)、シナモンバーク(樹皮)からの採取があり、それぞれ成分が違ってきます。
シナモンカッシアとシナモンバークは主に桂皮アルデヒドがメインとなりますが、シナモンリーフだとオイゲノールが主成分となりクローブに似た香りになります。
さて、クリスマスの香りといえばシナモンカッシアやシナモンバークの香りになるのですが。
これらの香りには「クマリン」が少量含まれていて、この香りが結構な甘さを引き出していると思われます。
クマリンは桜餅の香り・・・。日本人には馴染みの深い香りですね。
桂皮アルデヒドにはウイルスなどに強い力を持つために寒くなるこの季節に嗅覚が欲していくのもわかります。
また、冬は「腎虚」になりやすく、身体の気が落ちやすくなります。シナモンやクローブなどのオイゲノールには「強壮」させる力があることや、これらの精油は身体の体温も上がりやすくなることで、嗅覚から欲することがあると思います。
オレンジポマンダーは玄関先で乾燥中のため、玄関に入ると最初はオレンジの香りがしていましたが今ではシナモンの香りで満ちています。殺菌や抗ウイルスにもなるので玄関で微生物をシャットダウンにもなります。
昔の人はこのポマンダーを腰につけて歩いたそうで・・・魔除けの意味がありましたが、邪気払い(ウイルスや細菌)として良いことを経験値として知っていたのでしょうね。
今から作るとクリスマスに間に合いますので、興味ある方はぜひ作ってみてください♫
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