先日お休みをいただいて離島へ

（飛行機から見た多良間島）

（石垣島）

年に一度は来ようと思ったのは、海に入るといろいろな感覚が戻ってくるから。

仕事上、知識と感覚を持ってやることがお客様のためと思っているのですが、やはり感覚はコンクリートや音、人のいろいろなものが多い場所ではなかなか繊細さに戻ることができなくて。

かといって、年一でいくくらいでじゃあ保ち続けられるのか？となるとそうでもないのですが（笑）行かないより行った方がいいと思ってリフレッシュも兼ねていくことにしました。

それでも離島は10年前に子供たちと行った時よりはるかに現代化していて、いろいろなものが本土と同じようになっていて海も遠海には行かなかったのでわかりませんが、多分汚れもあるのだと思いました。
（プライベートビーチもさほど綺麗ではなかったので・・・）

ありがたかったのは3日間快晴でとにかく夏の離島を満喫できたこと。久しぶりに夏本番の離島に行けて満足でした！

さて、帰宅して翌日より施術の仕事を。

感覚が戻っているのでアロマのブレンドもとても良く決まりました。

私がアロマテラピーをお伝えしている楽しさの中には、お客様から浮かんでくる精油をブレンドすることでとても喜ばれることがあって、その変化やお話を聞くとやはり人は感覚を持っていることで豊かさが増すのだと実感しています。

知識や技術などもそれに伴って必要なのですが、一番大切なのは大脳辺縁系で感じる感覚いわゆる潜在的な感覚だと思っています。

昨今はその感覚を奪われてしまういろんなことが増えていて、お金や物質に囚われて本来の何かを忘れてしまっている人も多いように見受けます。

もちろん私も贅沢なホテルライフやお食事は大好きです。でもそれは見栄などのためというより、感覚で喜べるものを求めていると思っています。

だからお高い食事でも残念なお店も多いし、お安いのにすごく美味しい！って思うお店もあります。

こうした感覚に慣れてきたのも、アロマテラピーを始めてから、そして施術をするようになってさらにその感覚は研ぎ澄まされてきたように思います。

そしてこの感覚の底には必ず知識があると思っています。どちらも兼ね備えることで織り交ぜてお客様に提供することがいい施術やアロマブレンドと思っています。

いつも書くのですが自然界は陰陽の織りなす日常にあって、そのどちらも必要。知識と感覚が陰陽だとするとその中で織りなす色々がその一つの事象を作り出すのだと思います。

これは医療と非医療にも当てはまることで、薬なんていらないだけではなくいつどんな時には薬は不要なのか？じゃあ自然療法だけならいいのか？そんなことも日々問い続けることが大切なのではないかなぁと思います。

その事象の円はそれぞれの価値観に付随するのでいろいろな陰陽があっていいと思うのですが、私のレスプリハーブとしての陰陽対極は一般的な社会にあるものとはちょっと違うのかもしれないなぁと最近切に思います。

 

お客様との信頼関係が気づけていくとその方の色々なお話という言語化されたものと体の変化、他に自身持つ知識と見立て、そこから飛び出てくるアロマ精油など。

1時間半ほどの施術時間の中では私の感覚と知識はフル回転していきます。

これがレスプリハーブでの施術やアロマブレンドの醍醐味。

暑い夏が始まりました。どうぞお身体をいたわりにお越しください。