2017/09/23

睡眠と生活習慣病と心の病

【心と体のケア日記・睡眠とメタボそして心の病】

 

昨日のインストラクター復習会。
稲子先生のお話はいつも心躍るレッスン。
難しい解剖生理学は正直ここまで・・・という気持ちもありますが。

伝える者としては必要なこと。
だから食らいつきます(;´Д`)

レッスン中に盛り上がる
アロマを医療に!という動きと、現実のギャップ。

それでもたくさんの人に知ってもらうことで保健医療の破たん防止や
人のQOLを上げるお手伝いになることを痛感します。

そんなお話の中でのレッスンは睡眠について。

 

【睡眠とは】
特に決まった定義がないですが。
人間の内部的な必要から発生するもので、一時的な意識低下により起こるもの。
覚醒とは必ずセットであり、睡眠が起こるということは覚醒もあるということとされています。

また、生存するための最低限不可欠で積極的な生理現象であるために
生きる、脳の活動などのために睡眠は必要とされます。

レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しながら睡眠から覚醒までの一連の行為を言います。

 

 

そして睡眠不足による生活習慣病についてや、心の病についても厚生労働省では記載しており、
最近では睡眠グラフによる測定が保険適用にもなっています。
また、質の悪い睡眠や睡眠不足が生活習慣病のリスクを高めることがわかってきたことも記載あり。

質のよい睡眠をとるにはどうしたらいいでしょうか?

睡眠に必要なサーカディアンリズム。
概日リズムのことで1日を24時間としてリセットする体内時計と密接なかかわりも。
このリズムをリセットするのが光刺激、つまり朝の光です。

 

朝日を浴びることで脳内の神経活性が起こり、松果体からメラトニンが産生されはじめます。

このメカニズムにも複雑な過程が。
体内にたんぱく質として入った食べ物は、分解されアミノ酸になり、そこからトリプトファンが生成されます。
そして酵素などの働きでセロトニンに変化し、Nアセチルセロトニンを介してメラトニンの生成となります。

つまり・・・お肉食べません~って方は要注意。
セロトニンはたんぱく質が分解されるアミノ酸からできるからです。
食事の摂り方も睡眠には大切。

また、睡眠に関するホルモンには
・成長ホルモン
・プロラクチン
・黄体形成ホルモン
・甲状腺刺激ホルモン
・副腎皮質刺激ホルモン
・オレキシン
などがあり、これらの分泌の良しあしも快適な睡眠と覚醒に関与してきます。

深く掘りだしたらきりのない睡眠の世界。
脳科学の関与も大きいため一筋縄ではいきません。

内服も脳内の物質に作用するものばかりで、依存性の危惧も大きいのが睡眠導入剤。
GABAの流入を増やすベンゾジアゼピン系の内服は一度服用初めてしまうとなかなかやめられない・・。
(1か月の連続服用で50%の人に依存が出ると分かってきています)

それなら眠れないと感じることが増えたらアロマテラピーを使ってもらうのもいいですよね。

 

メラトニン分泌までに必要な
セロトニンの合成に関与するアントラニル酸ジメチルを含む精油(マンダリン、プチグレン)
メラトニンは眠りに誘うホルモンなので誘眠作用のある精油は必須(マジョラム、ラヴィンツァラ)
アセチルコリンも神経の鎮静に働くのでアセチルコリンエステラーゼ阻害の作用のある精油(オレンジスィートなど)

これらを駆使してブレンドして香れば不眠の解消に!!

ラヴィンツァラは第一選択の精油で、テルピネン4オールやテルピネオールなどが副交感神経を優位にして眠りに誘ってくれます。

お薬を飲む前に、是非一度アロマテラピーで睡眠を改善してみましょう~♪

Contact セミナー・スクールへのお申込み、お問い合わせ

TEL.090-2683-9172

FAX.058-371-6108

スクール・セミナーのお申込み

スクール・セミナーお申し込み

アロマブレンドのお申込み

アロマブレンドお申し込み

L'esprit Herbeへのお問合せ

お問い合わせ

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL