アロマカウンセリングでは様々な方とお話をします。

体の不調の方はもちろん、何かしら心に抱えていらっしゃる方も。

 

香りの世界は顕著に心の状態を表し、見事に上方修正をしてくれます。

 

我慢強い方の香り

我慢強い方は主に、肝臓や胆嚢のあたりに感情をためていきます。

責任感、ねばならない、こうあるべき。

それが好きでやっているのか、嫌でやっているのかで感情のため方も変わります。

「肝」は「怒」とも関連していて怒りの感情は肝の疏泄を悪化させます。

飲酒歴もさほどでないのに肝臓の数値が高く、中性脂肪や高コレステロール血症など。

メタボリックの症状を引き起こしやすくなります。

そんな方にはエステル類を。

カモマイルローマンやイランイランなどお勧め。

他に柑橘系もあるといいでしょう。

 

 

気が弱く痩せている人の香り

体質的に冷えやすかったり気力が少なかったり。

いつも弱弱しくつい悩みがちに・・・。

外に出ることが苦手でインドア派の方です。

神経が細かく人に対する評価が気になるタイプ。

うつ病の方も当てはまることが多いです。

腎虚までいかなくて、プチ鬱っぽいときは脾虚や心血虚などを考えます。

心の火がしっかり心に存在しているかを考えるときに気にしたいのが入眠の様子や不安が多いかなど。

フェノール類がいいことがありますが、モノテルペンアルコール類も視野に。

意外にも柑橘系を欲することもありますが、あまりにも気力がないときはこれすらも受け付けないことも。

オレガノ、ローズウッド、ローズなどがお勧め。

頑張りすぎている人の香り

受験生の親御さんには知っておいていただきたい香りです。

頭を使うので体内には炎症性の物質が増えてきます。

若いうちはそれも処理できますが年齢を重ねると体内で異物となって体に不調をきたします。

頑張りすぎている人にはテルペン系アルデヒド類。

レモングラスやユーカリレモンを好まれることが多いです。

疲れを取るためにしっかり休ませたいときは断然マジョラムを。

この香りが好きな方は慢性疲労を起こしていることが多いです。

 

自信をつけたいときの香り

ローレルがファーストチョイスになりますが、カモマイルローマンなどもいいです。

ローズも自己受容に導く香りです。

ラベンダーアングスティフォリアをブレンドすることもコツだったりします。

 

香りから心の様子をうかがう

あくまでも香りの快不快刺激はその人の中で起こるもの。

他人のいろいろはいらな世界です。

だから「うかがう」だけで「決めつけ」はしません。

先日お越しになられたお客様も、香りを使ってお話ししていくと

本当の心がご自身でも気づかなかった気持ちがあふれてくるとおっしゃいました。

そんな時アロマセラピストができることは「寄り添い」「的確なブレンド」を手に取っていただくこと。

心の悩みがある方もない方も。

ぜひ香りの世界で豊かな気持ち体験していただきたいです♡