2020/02/11

コロナウイルス対策のアロマは意味がない!?~アロマの可能性を広げてね。見極める目を養うべし~

コロナウイルス関連は世界的に大きな影響を出していますね。
確かに感染して死亡者も出ているとなるとみんな恐怖に思うのわかります。

同時にいろんな情報が錯乱しててこういう時こそ自分の中の軸が必要だと思ってみています。

アロマの業界もしかり。
今日は私なりの解釈で正解でもないし不正解でもないという内容を辛口で書いてみますね。

 

日本のアロマの協会の中でも大手のHPにおいて。コロナウイルスの精油の有効性は確実ではないということが発表されたようです。
(コロナウイルスに対する効果はエビデンスがなく時期尚早であるとのことですがそんなの当たり前です)

その直後。アロマでは予防にならないなどという投稿が出てきました。
おいおい・・・という感想の中いろいろ調べてみて、ま、発信しておこうか。ということになりました。

ちなみに。ある大学の教授はアロマが有効ではないだろうか?とおっしゃっていたという情報もあります。

ほんと・・・情報過多で複雑な世界。

私の中でアロマはこういう時こそ使い時だと思っています。

それは今のコロナウイルス騒動では医療はある意味限界があるのです。
ワクチンや新薬などは時間かかるし、エビデンス出す時間もありません。

ある方が今こそハーブやアロマの力が発揮されると思うと書いてくれましたが。
本当にそうだと思います。

冷静になって俯瞰してみよう

 

新型コロナウイルスがどんな風に広がるのか、どのように人に影響するのか。
現時点ではまったくわからないことは当たり前です。

だからみんな恐怖に感じるし怖いと思うのですが。

冷静に考えればアロマだけでなんとかしようと思ってる人はいないだろうし、アロマを使わないで睡眠や免疫だけでなんていう話は当たり前です。

前回の記事で免疫大事ですよ。って書きましたが。
アロマを使うと免疫が上がるのではなく、アロマでリラックスすると毛細血管の血流が上がるので結果免疫が上がります。
あと質のいい睡眠も免疫を上げます。

実は精油は好中球の末梢血管における粘着を抑制してくれるという実験結果や文献が出ています。
これは帝京大の安部先生のセミナーにおいての内容です。
内容はウイルスに対する精油のことではありませんが、末梢血管における好中球の粘着抑制に使えるアロマがあることが実験で分かっています。

つまり、感染しても重症化しないのならとにかく予防に努めることが一番だということです。

そして予防に使うなら薬よりハーブや精油を使う方が絶対安全だと思ったりしています。
もちろん食生活で予防できる人はそういう方法でやってほしいし、瞑想や呼吸で予防になるという方ならそちらを使ってもいい。

でも、せっかくならアロマ知ってるなら使ったらいいと思いますよ。
そして厚労省ではアルコール消毒が有効と言ってるので、それなら水酸基を持つ精油を使えばいいと思うわけです。

アルコールって化学的に見れば炭化水素の水素が水酸基ーOHに変わったものなので、テルペンアルコール類であれば予防に願ったりかなったりだと思いますね。

また、医学では限界であろう部分は植物の力発揮すべき!

だからアロマに頼らず・・・なんていうんじゃなくて。
アロマ好きならぜひこういう時こそ精油を使ってみてほしいのです。

エビデンスに振り回されるな

エビデンスってね。
医療界では良く使いますが、自然療法ではあまり意味がないと思います。

ま、例えば。
認知症予防にアロマがいいですよっていうニュースが一時出ましたよね。
あれは鳥取大の先生がエビデンスを出して発表してました。

メカニズムを直接先生にお聞きしたわけではないのですが。
おおまかにかんきつの精油に含まれるリモネンの副交感神経優位にする作用により脳血管内の血流が増大していると思われます。

しかし、嗅覚はなれてしまうのでいつの間にか認知症予防のアロマも下火です。

自然療法の面白い所はエビデンスが取れにくい所。
今でこそ漢方も医療用になっていますが、あれらのエビデンスもあってないようなもの。
植物由来というのは西洋薬のように白黒はっきりしてこないのは当たり前です。

そしてエビデンスばかり求めていると足元救われます。

かつて私は薬のように精油を使いたくて学びだしました

ところがそれをしてく中でそうでない部分が大きいことを知りました。
ホリスティックというと聞こえはきれいだけど。
見える部分見えない部分どちらもやれるのがこれからの時代必要になるのです。

だから見える化されたエビデンスなどという言葉に踊らされないでほしいと思います。

どんどん経験させてどんどん自分の中での経験値を増やすべきです。

そういう意味でもアロママスターブレンダー検定で多くの方にアロマを提供してほしいと願います。

3次元で疲弊した人が多い世の中でのアロマ

精油は有機化合物の集合体です。

そして本来植物からとれる精油はかなり濃度が高く樹脂系になるとドロドロで液体ではないものが多いです。
良くたとえられるのがラベンダーの花穂160Kgに対して採取される精油は1ℓ。
50mlビーカーの八分目くらいの花穂で1滴の精油が取れます。

このくらいの花をラベンダーが育てる年月を考えると精油が非常に高濃度でエネルギーの集合体であることもわかります。

そうすると精油を嗅いでいるだけで人の心身が動くのも当たり前です。

心身がシンプルにできている人は低濃度のブレンドオイルでも強く感じます。
ところが現代の社会において3次元の世界をバンバンに生きている人間には低濃度の香りでは満足できないばかりか、身体がそれを欲するくらいまで疲弊しているので多少の濃度があっても(使用する量は部分でのみ)使うことができます。

また、精油を塗布するときに使用する植物油にも大きな力があります。
精油はちょっと・・・という場合は植物油でのケアだけでも翌朝の調子が違うこともあります。

脂肪酸は身体にとって必須で、細胞膜などの原料となるので私は疲れた時セルフケアでブレンドオイルを足腰に塗布して寝ます。

そうすると翌朝の目覚めはもちろん、不安な気持ちになることも少なくなるので今の季節のように寒いときなどはお勧めです。

また、私のところにいらっしゃるお客様は3パーセント部分塗布で毎日でなくても続けている方が多いですが、皆さん決して皮膚疾患で悩んだり香りを嗅いで湿疹が出るなどの精油によるアレルギーは出てないです。

もちろん、身体が疲れるとぽつぽつ出ます。。とおっしゃられるのでその場合は2週間ほどやめてもらいますが、基本は塗布で使う方が多いです。

だからこの時期は疲れたらセルフケアしてみるのもいいと思っています。

自分なりのアロマを使う

最近思うのですが。

というか、私もかつてはそうでしたから思うのですが。

みんな情報に振り回されすぎです。
実はぱらぱらとしか見ていないのではっきりは言えませんが。
最近出版されたアロマの書籍の内容も?があることがあります。

薬理学的にこれだけの表記はおかしいと思うことが整然と出ています。
もちろん間違いではないのですが、例えば高血圧のメカニズムって血管壁のカルシウム流入以外にも腎機能や心拍などに問題があるのに、血管壁のことについてしか書かれていなかったりね・・。

そもそも血圧が高くなる要因て身体のメカニズムもだけど、実践から見ているとストレスのほうが大きな要因であることを感じるので。それだったら血圧下げるために香りを薬と併用したらいいのになと思うわけです。

私は10年の学びの中で自分なりのアロマの発信のしかたを少しずつ確立してきています。

まだ発展途上なので決まっていませんが、そもそも決めるつもりもありません。

危険だなと思えば香りだけでケアしもらうし、エネルギー切れてるなと思えば塗布をお勧めしていきます。
お薬を使うならアロマでケアしてって思うこともあれば、いや、これは薬でいいじゃないって話すこともあります。

ここまでに至るにはいろんなこと学んできましたからね。
完ぺきではないかもしれないけど、自分なりに一生懸命やってきました。

だから、自分なりのアロマの形。みんな作ったらいいと思います。

情報に惑わされそうになったら、経験してきたことを思い出してほしいですね。
その経験を積むにはひたすら人と一緒にやっていくこと。

アロママスタブレンダーは経験をして修了になるのでブレンダーになられた方は着実に自分の形の方法で人に精油をお伝えしていらっしゃいます。

アロマ好きならアロマやってるなら。
アロマの可能性を信じていってほしいな・・・というのが切なる思い。

安全に使う。
大胆に使う。
香りだけ楽しむ。
不調に使っていく。

学んで経験して素敵なアロマライフにしてほしいです。

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