2020/07/09

覚醒することで出来るなにか~香りを使っていくこと~

アロマを勧めている理由の一つに香りという嗅覚を覚醒することの素晴らしさをお伝えしています。

人間の五感(第六感は別)は

  • 味覚
  • 触覚
  • 視覚
  • 聴覚
  • 嗅覚

がありますが、この五感の中で嗅覚のみ最初に大脳辺縁系に作用しているともいわれています。

昨日の漢方医学のレッスンでも少しお伝えしたのですが。

嗅覚が最初に伝達される「大脳辺縁系」には本能や欲をつかさどる機能があり、人が「いい香り」と思った瞬間にはすでに体内に電気信号が伝わっているといわれます。

つまり、意図せず香りがいいと判断したときには脳内ホルモンはもちろん、身体の神経には一気に信号が走っていると考えられます。

こうした本能をつかさどる場所を刺激していると、必然的に人間の本能は開花してきます。

もちろんそこには行動することが重要となるために、本能の開花が始まってもぼんやりしているだけでは結果となって出てきません。

こうしたことも踏まえて、ボディケアの学びも始めたのですが。

私たちがここに生きている以上やるべきことがあってそのために様々な経験をしているということが分かれば。
決してぼんやり流されているだけではいけないな・・・と思うのです。

 

10年近くアロマに関わってきた中で、香りと共に生きている人と香りをやめてしまっている人の違いは歴然でした。

香りを使い続けることとは、日々の生活に香りを取り入れたり、時には香りを中心にして過ごすことだったりします。

その中で香りはある意味危険性も持ちます。
植物は人にやさしいばかりではなく使い方を間違えると毒にもなります。

だから、学びという場を提供して個々で安全に使えるようにお伝えしています。

実はナードジャパンのカリキュラムが12回あります。
始めたころは柑橘系の香りしか受け入れられなかった方々が、最後には様々香りを受け入れらるようになっていくのが見ていて本当に面白いと思うのです。

嗅覚が鍛えられて香りの幅が広がるのですね。

だからこそ人生も幅広くなるのは当たり前なのです。

そこに体を整えるとさらに行動が始まります。

以前はこのツールがなくて行動まで至らなかった方も今は行動が出てくるので少しずつでも生き方に変化が表れています。

そして嗅覚の研磨の最大の武器は「危険からの回避」になります。

もちろん危険な経験もしていくことは大事なのかもしれませんが、あえて危険に飛び込むことは必要ないかな?と。

嗅覚の発達は本来ここからきているという見方もできます。
大脳辺縁系に存在する「扁桃体」にこの役割があるからです。

この部位が鍛えられると、日々の生活の中にいかに危険な香りが存在しているかもわかるようになります。

 

アロマテラピー各種レッスン開催中

香りはレッスンだけでなく日々の生活にも取り入れることで鍛えられます。

ご自身の嗅覚を鍛えるためにも・・・

是非香りにたくさん触れてみてはいかがでしょうか?

 

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