2019/05/05

予防医学の必要性とアロマテラピー~令和時代・健康のために何をしていく?~

10連休もそろそろ終わりですね。

レスプリハーブは明日より営業です。

この連休はとてもいい骨休めになりました。
毎年こうした大型連休があるといいのになぁと思ったり(笑)

休むということに罪悪感を持ちやすい日本人ですが、休むことで身体の状態が維持できるので是非とも大手振って休んでいただきたいと思います。

それはだらだらするのではなく、やるときはやる。休む時は休むという意味です。
そうすることで健康も維持できて、さらに国家の予算圧迫の阻止にもつながります。

 

最近「アロマは予防医学になりますか?」
とお尋ねされたことがあります。

アロマは「癒し」「女性の趣味」などのように捉えられている感じですが。
もちろんアロマは予防医学得意です。

メディカルアロマという言葉が先走り、アロマを医療チックに使う風潮もまだあります。
しかし医療とアロマの世界は全く別物として考えた方がよさげです。

10年前にアロマを学びだした頃はこうしたメディカル的な精油の使い方に興味があったのですが、いろいろやるうちに。アロマの作用は「〇〇作用」と記されたものだったり、「〇〇成分」という成分の作用だけに頼ると結果があまり芳しくないこともわかってきました。

最近拝読した書籍の一つに医療者がアロマについてエビデンスを出していましたが、これも全ての人に当てはまることは難しいだろうと思いながらでした。

でもアロマは確実に予防医学のツールとして使えます。

その理由は簡単には述べることができませんが。
書籍にもあったように香りで血糖値が下がってきたり、血圧が下がったりはもちろん。
排便の異常が改善されたり、安眠に使ったりもできます。

そこには自律神経の作用が記されていましたが、ではなぜアロマで「良くなった」という人と「あまり良くわからない」という人がいるのか?

それは実は個体の差というより人の生活にも原因があるのだということを書籍の著者が書いていました。

漢方でもそうですが、実は何千年も使われてきた処方が現代人には効きにくいという例もあるそうで。
そこには現代人の食生活や睡眠時間、そして環境や考え方があるのだということは言うまでもありません。

アロマも同じように、香りの作用に敏感に反応する人もいればしない人もいます。
その差は・・・・

レッスンなどではお話することがあります。
(ここは直接お尋ねください)

とはいえ、少しずつアロマが身体にいいということが社会的に認められてきて、最近お尋ねくださったのは同じ薬剤師の先生。同じような考え方をお持ちだったので、ちょっと嬉しくなってシェアの気持ちもかねて。

本日はアロマを予防医学に使ってみよう!というお話です。

 

薬は飲み続けるものではない

いきなりこのような見出しです。
薬は対症療法的なものとして使うべきものです。

薬の発展の歴史を考えるとそれはよくわかります。

最初に合成薬として発見された抗菌剤。
細菌性の疾患によく効くので医薬品として作られるようになりました。

アロマの世界では有名なウインターグリーンの主成分である「サリチル酸メチル」は植物の葉から抽出されていて、痛みや熱にいいということで合成薬として「アスピリン」が作られました。

これらは決して長期使用のために作られたのではなく、菌によって体が侵された時、痛みが強いときなどの「一時的」な使用にとどまっていたはずです。

ところが昨今は「腰痛」「副鼻腔炎」などでいとも簡単に抗菌剤や鎮痛剤を長期服用させます。
喘息の人や花粉症の人は「予防のため」として常に薬を身体に入れています。
もっといくと、高血圧、糖尿病、高脂血症などにおいては血液検査の値が基準値を超えると薬が出て飲むことになります。

でも本当にこれは正しいのか?

といわれますと…。の世界です。

ちなみに、我が両親ともに薬剤師ですが。
「薬は飲み続けるものじゃない」と言っております。

そして私のこの意見に賛成です。

なぜ薬を飲み続けなければならないのか

それはそこまで身体を酷使してきたからです。

本来身体は自分の力で修復する力「自然治癒力」というものが備わっています。
恒常性(ホメオスタシス)の維持ができるようなシステムが身体にはあるのですが。それが崩れ続けることで元に戻らなくなってしまうのです。

この状態のひどいのが高血圧や高脂血症をはじめとする疾患。
もっといくと、免疫が関与する自己免疫疾患などもこの恒常性が崩れてしまっていることによります。

いったん壊れてしまった身体のシステムは若いころは戻れるのですが、年齢を重ねていくことで戻す力も落ちてきてしまって、結果薬に頼らないといけなくなるのです。

いわゆる薬を飲み続けているのは「依存」という状態といっても過言ではないでしょう。

だから薬はやめてしまいたいのです!
という血圧降下剤を飲んでいる患者さんは言います。

ではやめるためにお漬物減らせますでしょうか?
外食減らせますか?
運動はやれますか?

となると。多くの方はやれないとおっしゃるのです。

それではいつまでたっても薬はやめられないでしょうし、やめてしまうと生死にかかわることもあるのでお勧めできないのです。

アロマと併用してみることも

ところが香りを嗅ぐとそれでも血圧が下がってくることが往々にしてあります。

先ほどの書籍にもありましたが。
実際に血圧の降下や血糖値の下降は香りによって認められたともありました。

レスプリハーブでも血糖値が下がってきたという事例も過去にあり、香りの作用は本当に計り知れないと実感したことがあります。

薬はやめられないけど香りの併用で下がってきたら、薬を減らしていくことは可能でしょう。

とはいっても、続けることが苦手な「薬止められない人達」ですのでこれも意思をもって続けることが大事だったりもします。

逆に香りを続けていることで健康で考え方も柔らかくなっていかれることもあるのです。

だからこそアロマを予防医学的に「適切に使っていく」ことはお勧めなのです。

 

令和の時代に何をしていきますか?

元号が変り世の中はもっと変わっていくでしょう。

健康の在り方も今まで以上に注目を浴びることになると思われます。

心身の健康と豊かな暮らしは切っても切れないもの。
100年人生の時代はもうすでに始まっているので、これからはいかに健康で過ごせるか?が重要になってきます。

私は予防医学という観点の中で、「本物の香りを嗅ぐ」ということはとても大切なことだと思っています。
あふれる偽和精油の中で本物を求めるのは難しいともいわれていますが。

一つだけ本物の香りに間違いなく触れられることがあります。

それは自然の香りを嗅いでいくこと。

五感を使って生きることで香りも自然に入ってきています。
特に森林などは効果的でしょうが、山に行かなくてもご自宅でハーブや植物を育てるだけでも大丈夫です。

AIが進み、人の暮らしはもっと余裕ができるでしょう。
その余裕を植物に触れる時間にしてみることも令和の時代の始まりにふさわしいことかもしれません。

でもそんな時間がないわ・・・

という方は、せめて分析結果のわかっている香りに触れてみてください♬

レスプリハーブでは香りの試香は可能です。
(なるべくご予約の上お越しください。)

 

 

 

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