お休みをいただきここへ・・・

宮古ブルーと言われる所以はこの色か！！と思うほどに深い青い海に会えました。

といっても、ほんの一瞬に晴れただけで、ずっと曇り空、時には大雨の旅でした。季節柄仕方ないようです。

それでも、曇っていても。この色。

やはり秀逸です。

八重山諸島は、石垣、西表、小浜、波照間などはいったことがあったのですが、宮古島は初めて。

年齢も年齢だし（笑）また新たな発見があるかな〜とちょっぴりワクワクして出発。

久しぶりの空の旅に、ちょっとおのぼり状態でした（笑）

そんな旅も、地元のいろんな空気を知るごとに珍しく思考が働くことになろうとは・・・汗（笑）

この旅で感じたこと、シェアしてみたいと思います。

 

宮古島

ガイドブックなどをみて簡単に歴史を知ります。

琉球王朝の時代にはいろいろ大変だったこの島も。明治時代にはようやく人権などが戻っていたようです。

昭和に入り近代的な文化も取りいられるようになり、橋ができて宮古周辺の離島への便も良くなってきたようですね。

同時に、外部の者には知られてはいけない。そんなこともある宮古諸島。

他の八重山諸島に比べて島人もまだまだ地元の空気感が大きいように感じました。

ちょうどいったのが、沖縄地方ではとても重要なお祭り「十六日祭」を挟んだようで、旅の中日はどのお店も（地元の方が営んでいるお店全て）閉まってしまうということも重なりました。

• 十六日祭（ジュールクニチー）とは

市内のドンキホーテにもこのようなものが販売されるくらい。

多くの方が帰省されたようで、行きも帰りもオフシーズンなのに飛行機は満席でした。

この時期に行った事にも何かあったのか・・・・

この後、ちょっと不思議な体験をすることになりました。

 

パワースポットの意味って？

マリンレジャーにはもってこいの宮古島。あのブルーの海の中でお魚に会ったり海で泳ぐのは本当に気持ちいいですね。

私もSUP ＆カヌー体験の中海に落ちまして（笑）それでも十分気持ちがスッキリしましたから。

海の青さは心が震えてしまうくらいでして、ぜひみなさんにも実際にもらいたいです。

そんな島々ですが、一つだけ橋がない島がありました。

パワースポットで有名な島です。

御嶽という場所があり、秘祭が執り行われる島。

詳細は「大神島」で調べていただくとたくさん出てくるのでぜひ。。。（ここに書くことで解釈が変わりそうなので）

私は実際ここにきていわゆる「パワースポット」とはしゃぐようなところではないことを感覚的に感じました。

神域ではあるのでしょうが、そもそも宮古諸島全体が、ここにある自然全てが神域であるのではないかな？と思ったのですね。

その島で、そこに住むおばあが神様に色々と話すことで、この自然を守っているのかもしれないですが。

世の中の流れは確実に資本主義社会として進んでいて、その流れには逆らえないし合わせていく努力も必要なのかもしれないと思ったのですね。

どういうことかと言いますと、宇宙の真実の中に「死と再生」があると思うのですが、再生されるためには死も必要で。

その循環の中に、今まさにこの島があるような気がしたのです。

だから、パワースポット、として安易に行くことではなく。島のいろんなことを知っていかれるといいなーと思いました。

御嶽に入るおばあが、今は90歳となりこのおばあ一人だけになってしまったそうで、今後大神島のお祭りは途絶えてしまうでしょう。。。、そして島のエネルギーもそれに伴い落ちてしまう（反面自然のエネルギーは上がると思います）。

ガイドの下地さんに何度も「移住如何ですか？」なんて言われたのですが（笑）そのくらいこの島は再生の転換期のような気がしました。

古きを知ることでどう過ごすかを考える機会

この島での色々は私にとってかなりショッキングで、かつ、いろんなことを感じてしまう時間でした。

これ、島の観光で有名な「ノッチ岩」下の部分が細くなっているのは海の波によって削られているからで。

この後ろにはここがなくなって倒れた大岩がありました。

それを「倒れてしまった」と考えるか、「この岩がさらに削られて戻る」と考えるかの違いだなと。

アロマを始めて、自然を大切に！とずっと考え続けてきたけれど。

止められない何かがあることも体感し、そこにフォーカスを当て続けるのではないことも実感しました。

同時に、伝統を守るあまりに閉鎖的になることで持続可能なものが取りれられなくなることも。

かといって、新しいものばかりでも破壊に向かうことも。

大きな流れの中で、今自分ができることはなんだろうか？

特に考えたわけではないけれど（笑）結果、目の前にいる人、関われる方達、その方への何かしかないな〜と。

 

広げるのではなく広がること。
一人ひとりの考えが大切だということ。
指導者は閉鎖的ではいけないこと。
かといって、解放しすぎてもいけないこと。

このバランスは、自然の様子を見ながらとっていくことが必要だということ。

 

そんなことを感じて、そして発信してね!みたいな感覚を受けて帰ってまいりました。

一つの土地のエネルギーが落ちるのは寂しくてたまらないけれど。

それも循環の一つなんだな。と受け入れることもしていかないとな・・と。

 

楽しみたかった！（笑）

実は旅って、いつも「あ〜、また来たい」「あ〜、まだ帰りたくない」って思うこと多いのに。

今回は「お！また日常のルーティーンに戻れる」と思った自分にショックでした（笑）

ということで、リベンジのためまた宮古を訪れたいと思いました。

次はマリンスポーツやって、ひたすら楽しみたいです！！（笑）

 

ちなみに、一緒に行った息子は三線を買ってました（笑）

この音色は浄化の音色。

私はうまくできませんでしたが、息子が上達したら聞かせてもらいたいですね（笑）

 

そして空の旅はやはりいいです。

美しい青い空と

 

深い海に感謝しつつ。

本日よりまたお客さまや生徒様と繋がりたいです。