2023/09/28

アロマはどこに作用するか?〜病は自分の中で作っている視点を変えてみる〜

香りの世界を求め続けて14年。

ラベンダーで不眠解消!!というフレーズで初めて嗅いだアロマの香りでした。

漢方のように精油をブレンドすることでこんなにも使い道が広がるのか!!??と驚きと喜びに満ちて入った世界です。

ヨーロッパなどでは家庭に自然療法のグッズがあり、その一つにアロマも使われることがあるようですが。現代ではやはり医薬品の比率は高そうです。

とはいえ、自然療法への関心は非常に高く、薬局内でもアロマやホメオパシーなどのグッズがあることはザラでした。

日本では雑貨扱いである精油たちですが、その力は確かにあります。

 

アロマを始めた頃は、作用やそのメカニズムに大きな関心があり。そのメカニズムを知るために必死になりました。

その基礎をもとに、身体の様子を知りたくて施術というツールを手に入れました。

そして今。

精油の作用点が身体以外にもあることを感じている日々です。

こう書くと怪しく思われがちですが。

元素の集合体である私たちの身体と同じく元素の集合体である精油たちは、作用するときに電子レベルで行われることもあると思います。

身体の構造や働きを少し学ぶと、イオンという言葉が出てきます。

血管、神経伝達、細胞内外のやりとりなど・・・多くの場所でイオンによる活動が行われています。

ナトリウム、カリウム、カルシウム、クロールなど沢山のイオンでのやり取り。

 

例えば神経の興奮は、ナトリウムイオンとカリウムイオンの神経細胞の膜のやり取りによって生じる「電位差」で脱分極が起こります。

この興奮は、実は興奮(電位差の変化)の波によって誘発されていて(イオンチャンネルの開閉にはある場所の興奮が関わっています)。

興奮が変化の波で起こるとして、その興奮が過剰になっている状態が続いているという考え方をすると、いわゆる「神経が落ち着かない」「いつも交感神経優位になっている」などの、別の見方がこうしたイオンのやり取りに目を向けてみることも重要です。

そもそも交感神経活性のメカニズムは副腎と脳下垂体のやり取りが注目されていますが、精油の作用点はこのやり取りの中で作用するだけでなく、神経細胞にも直接作用することも考えられます。

こうした視点でアロマを使うと、興奮しきっている神経細胞の電位差を鎮静させたり、ナトリウムやカリウムイオンの細胞内膜外のやり取りによる神経興奮を鎮めたりすることも可能であると推測されます。

 

施術を通していつも感じるのが、骨などの物質よりもこうした代謝で起こっている不調や、細胞質などに含まれている陰分などの方が質量が大きいと感じること・・・。

目に見えるものよりも、見えない作用の方が手に大きな力を乗せてくることを感じると、こうしたイオンのやり取りや電位の交換などは無視できないなーと思います。

これらから考えると、アロマの作用点の醍醐味は、見えるところではなく見えない部位に多く存在していると・・・

 

そして、この見えない部分(怪しい考えではなく、身体の中のやり取りの部分)の不調が身体の不調≠病気につながっているということも。電子や元素、イオンなどのことを知ると見えてくるのです。

 

私が施術と一緒に香りをおすすめしているのは、この電位差のやり取りを整えてくれることができると思っていることも理由の一つです。

 

化学の世界は物理の世界や生物の世界に通じています。

身体の見方はこうした理論の中で見ていくこともとても大切かな?と思ったりしています。

 

と言いつつ・・・

私自身の不調はこうしてみたことはなく(笑)

あ・・・今は休む時ね。とか、あ・・・今は動かなくてもいい時か・・・。など。

身体の様子に従って生きている感じですね。

よく、こうした知識を入れると身体をこの視点で見てしまう人がいるのですが。この理論はあくまでも「仮説」であって答えではないことを知っておいてください。

これは実は医療にも言えること。医療での解釈が全てではないことを知って生活していくと。むやみに病院に行かなければとなることはないでしょう。

でもね、医療は本当に技術の世界。そこに助けてもらう必要があるときは頼ってほしい世界です。

 

 

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