なんじゃもんじゃが満開で、初夏の到来を告げています

この木が東海圏にしかないことを知ったのは何年か前。

木々がその風土にあったように生きていることを示しています。

最近は畑を通して、土作りというところに目が向いています。

土を耕していると、土地がなんとなく痩せているのを感じます。

昔は土を掘るとみみずが出てきたことを思い出し、土に栄養があったのだと考えたりします。
衛生面の都合上、肥溜めというものがなくなり、肥料は有機肥料に代わっていきました。

除草されたりしてきた土は少し痩せて乾きます。

それらの土にはいい微生物も存在しないので土壌のphも変化しているでしょう。そのために石灰を入れて耕すのが一般的な畑のようですが、石灰採取のために山が削られていることも事実です。

こうした循環ではないところで畑をやって見ようと、まずは土も作ってみようと思い先日動き出しました。

 

傍、アロマのレッスンや施術をしていますが。土に触れるようになってからは、施術を通して感じることも少し変化してきている気がします。

今日はそんな施術で感じていることや、自信が思うことを書いてみようと思います。

 

ホロソフィーという施術の哲学をベースにしているものですが、少し自身で感じることもあって私の見ている領域は教えられてきたものとは違ったものになっているかもしれません。

それでも、お客様の感覚としてはプラスになっているのだと思うので今はこれでやっています。

身体が発する何かはすごく正直で、口頭での情報とは違うものが出てくることもあります。

「もしかして昔こういう感じでは？」とお尋ねすると、「あー！そうです」とお返事いただくことが多いです。

それを知る術は、多分その方が纏っている何かと手に伝わる何かの情報。そして私が学んできた色々な知識の統合から出てくるもののような感じです。

身体の構造のこと、感情のこと、代謝のこと、血流のこと、電気信号のこと、漢方医学の気や衛気から感じるもの、お客様の生活習慣や食事、添加物や内服などなど・・・

も少しみると、エネルギー的なことやその方の生まれた状況なども加味していくこともあります。

こうしたことを一度の施術で一気に知るのではなく、大体は少しずつお客様の身体が表現してきてくれることでこちらの手で察知することができるような感じです。

だからお客様に、いかに信頼していただけるか？がセラピストとして重要な案件になると思っているし、こちらの在り方はものすごく大切だと感じています。
（押しつけやジャッジ、強さでの施術では身体の反応が見えてきません）

こうした色々な視点と、畑から感じることの総合的なものは

「人の体も地面もエネルギー的に弱っている」ということで、ひいては国力の弱りにもつながっているのかな？と思うこともしばしばあります。

国土の小さな日本ですが、大陸のような大きな土地のない日本ですが、昔の日本はもっと元気だったなぁと思うことが往々にしてあります。同じように人の体も、なんでこんなに呼吸が縮こまっているんだろう。なんでこんなに循環が悪いのだろうと考えると、そこには食事の姿勢やもっといくと栄養分のあまりない食事にあったりするのかな？と感じたりします。

だから、畑をやってみようと思ったし自然のものに触れる楽しさをたくさんの人が知れるといいなぁとも思います。

土地のエネルギーが落ちるとそこに住んでいる人のエネルギーも落ちてしまうかな。。。とかね（笑）

施術だけしても、漢方薬だけ飲んでも身体が戻らないのはその人の生活の改善が必要なことも多々ありますね。

だからそういったことも知ってもらった上で、施術なり漢方なりアロマなりを使って行ってほしいと思うわけです。

 

最近アロマの作用について書かなくなっているのは。答えがそこにないことも体を見ているとわかるからです。

机上の知識は基礎として重要なのですが、その先はその人を見ないとわからないものです。

以前アロマカウンセリングを作用だけで追っていたときにうまくいかなかったことを思い出し、今では多くが身体の反応を見てセレクトさせていただくようにしています。

そうすると、本当に不思議なことにその方に必要なブレンドができていくということも経験しています。
（確実なのは施術をした後のブレンドです）

このようにたくさんの方の体から教えていただく多種多様なことは、今までの知識の点をつなげて線にしてくれています。

アロマから施術そして畑・・・

植物や自然の一部である私たちの体から、もうすこし大きな視点でものごとを見ていきたいと思います。

 

 

追伸・・・・

畑やってみたい方、是非ともお声かけください。一緒に自然の循環の実験をしてみませんか？（笑）